赤ちゃんがおしゃぶりを使うかどうか、悩むポイントですよね。 おしゃぶりには、お母さん・お父さんの助けになる「心の安定」の側面と、成長に伴って気になる「歯への影響」の側面があります。
メリット
- 入眠がスムーズになる 赤ちゃんには「吸てつ反射(口に触れたものを吸う本能)」があり、吸うことで副交感神経が優位になり、リラックスして寝つきやすくなります。
- ぐずり・泣き止ませの助けになる 外出中や公共の場など、すぐに授乳や抱っこができない状況で、赤ちゃんの気分を落ち着かせる即効性があります。
- 指しゃぶりの防止 指しゃぶりは自分の意思でやめるのが難しい(指が常に手元にあるため)ですが、おしゃぶりは親が時期を見て「卒業」をコントロールしやすいという利点があります。
デメリット
- 歯並びへの影響(長期使用の場合) 長期間(一般的に2歳過ぎまで)使い続けると、上の歯が前に出る「上顎前突」や、奥歯が噛み合っても前歯に隙間ができる「開咬」のリスクが高まります。
- 中耳炎のリスク いくつかの研究では、おしゃぶりを頻繁に吸う動作が耳管の働きに影響し、中耳炎にかかりやすくなる可能性が指摘されています。
- 言葉の発達やコミュニケーションへの影響 口が塞がっている時間が長いと、赤ちゃんが声を出す機会や、周囲との喃語(なんご)によるやり取りが減ってしまう懸念があります。
使い方のポイント
おしゃぶりは「絶対に使わないほうがいい」というものではなく、「道具として上手に頼る」のがコツです。
- 常用させない: 寝かしつけや、どうしても泣き止まない時など、目的を絞って使う。
- 1歳を過ぎたら徐々に減らす: 言葉が出始める1歳頃から日中の使用を控え、2歳頃までには卒業を目指すのが理想的とされています。
- 清潔を保つ: 口に入れるものなので、こまめな消毒や洗浄を心がけましょう。
育児の負担を減らすための便利なツールですので、あまり罪悪感を持たず、状況に合わせて取り入れてみてくださいね。