言語の発達を判断する時期は、一般的に1歳6ヶ月(1歳半)と3歳が大きなターニングポイントとされています。
自治体が行う乳幼児健診の項目にも含まれており、周囲とのコミュニケーションがどれくらい成立しているかが一つの目安になります。
言語発達の主な目安
年齢ごとの発達のステージは以下の通りです。
| 年齢 | 発達の状態(目安) |
| 1歳〜1歳半 | 「ママ」「ブーブー」など意味のある言葉(有意味語)が出始める。 |
| 2歳 | 「ワンワン、きた」「マンマ、ちょうだい」など2つの単語をつなげる(二語文)が出る。 |
| 3歳 | 「誰が・どこで・何を」といった三語文や、日常会話がスムーズになり、助詞(「〜が」「〜を」)を使い始める。 |
判断の基準となるポイント
単に「言葉の数」だけでなく、以下のコミュニケーションの基礎ができているかどうかが重要視されます。
- 視線が合うか:話している相手の目を見て反応しているか。
- 指差しをするか:興味のあるものを指で示し、大人と共有しようとするか。
- 言葉の理解(受容):「靴持ってきて」などの簡単な指示を理解して行動できるか(※話すことよりも先に、理解する力が育ちます)。
- 真似をするか:大人の動作や発音を真似しようとする意欲があるか。
「少し様子を見てもいい」ケースと「相談すべき」ケース
言葉の発達には非常に個人差があります。
- 様子を見てもいい場合:発語は少なくても、こちらの言うことを理解しており、指差しやジェスチャーで意思疎通ができているなら、その子のペースで言葉を蓄積している段階であることが多いです。
- 専門機関へ相談を検討する場合:
- 1歳半になっても指差しをせず、視線が合いにくい。
- 2歳になっても意味のある言葉が出ない。
- 3歳になっても二語文が出ず、こちらの指示への理解が難しい。
もし不安を感じる場合は、お住まいの地域の保健センターや児童発達支援センターなどで、言語聴覚士(ST)などの専門家に相談することができます。まずは「健診」のタイミングを一つの目安にするのがスムーズです。