1. なぜおしゃぶりでよだれが増えるのか
おしゃぶりを口に含むと、脳が「食べ物が口に入った」と錯覚し、消化を助けるために唾液の分泌が促進されます。また、おしゃぶりをしている間は口を完全に閉じにくいため、溜まったよだれが外に流れ出しやすくなります。
2. 注意したい「よだれかぶれ」
よだれがお肌についたままになると、唾液に含まれる酵素や湿気で口の周りが赤く荒れてしまう(よだれかぶれ)ことがあります。
- こまめに拭き取る: 乾いたタオルでこするのではなく、濡らしたガーゼなどで「ポンポン」と優しく押さえるように拭くのがコツです。
- 保護剤の活用: 離乳食の前や外出前に、ワセリンなどを口の周りに薄く塗っておくと、よだれが直接肌に触れるのを防げます。
3. おしゃぶりの衛生管理
よだれが付着したおしゃぶりは雑菌が繁殖しやすいため、こまめな洗浄が必要です。
- 洗浄と消毒: 1日の終わりには除菌(煮沸や専用の消毒液など)を行い、しっかり乾燥させてください。
- 亀裂のチェック: 劣化して亀裂が入ると、そこに汚れが溜まったり、ちぎれて誤飲したりするリスクがあるため、定期的に確認しましょう。
4. 卒業のタイミング
よだれの量や歯並びへの影響を考え、一般的には1歳半から2歳頃を目安に徐々に使用頻度を減らしていくのが推奨されています。無理にやめさせるとストレスになることもあるため、外遊びの時間を増やしたり、おしゃぶり以外の入眠儀式を見つけたりして、少しずつフェードアウトしていくのがスムーズです。
よだれが多いのは、赤ちゃんが元気に育っている証拠でもあります。あまりに肌荒れがひどい場合や、言葉の発達が気になる場合は、健診などの際にかかりつけ医に相談してみてくださいね。