乳幼児の誤飲を防ぐには

一般的に、トイレットペーパーの芯(直径約3.9cm、39mm)を通る大きさのものは、乳幼児が口に入れて飲み込む危険性があるため、特に注意が必要です。 以前はペットボトルのキャップが目安でしたが、その後トイレットペーパーの […]

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一般的に、トイレットペーパーの芯(直径約3.9cm、39mm)を通る大きさのものは、乳幼児が口に入れて飲み込む危険性があるため、特に注意が必要です。

以前はペットボトルのキャップが目安でしたが、その後トイレットペーパーの芯を通る大きさに変更されました。


誤飲を防ぐための大きさの目安

  • トイレットペーパーの芯を通らないサイズ:これが一つの大きな目安となります。芯の内径は約39mm(3.9cm)です。
  • 子どもの口の大きさ(直径約4cm以下):乳幼児の口の大きさは直径約4cm(40mm)程度とされており、これより小さいものは口に入り、誤飲の原因になる可能性があります。一部の情報では最大32mmのものまで飲み込めてしまうとも言われています。

特に直径6mmから20mmのものが、気道に詰まりやすく危険性が高いとされています。


誤飲・窒息を防ぐための具体的な対策

大きさの目安だけでなく、日頃から以下の点に注意することが大切です。

1. 小さなものは子どもの手の届かない場所に

  • タバコ、ボタン電池、磁石、硬貨、薬、アクセサリー、クリップ、画鋲など、小さくて危険なものは、子どもの手の届かない高い場所や施錠できる場所に保管しましょう。
  • おもちゃの部品が取れていないか、定期的に確認しましょう。

2. 食品にも注意

  • ミニトマト、ブドウ、豆類など、丸くてつるっとした食品は、そのまま口に入れると危険です。4等分などに小さく切って与えるようにしましょう。
  • 食べ物を口に入れたまま、走ったり、笑ったり、泣いたりさせないようにしましょう。食事中は食べることに集中させ、姿勢を良くさせることが大切です。

3. 日用品にも注意

  • ペットボトルのキャップビニール袋、シールなども、誤飲事故の原因になることが多いため、床やテーブルに放置しないようにしましょう。

誤飲を防ぐには、子どもの行動範囲を常に確認し、危険なものを徹底して遠ざけることが最も重要です。

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