お子さんにいつまでミルクを飲ませるかについては、明確な決まりはありません。お子さんの成長や離乳食の進み具合、ご家庭の状況に合わせて決めましょう。
一般的な目安としては、以下のようになります。
1. 粉ミルクを卒業する時期
- 生後9ヶ月から1歳半頃: この時期に粉ミルクを卒業することが多いです。
- 離乳食の進み具合: 離乳食が1日3回食になり、食べ物から十分な栄養が摂れるようになったら、ミルクは補助的な役割になります。このタイミングが卒乳の目安となります。
- フォローアップミルク: 生後9ヶ月から3歳頃までの鉄分やカルシウムなどを補うためのフォローアップミルクに切り替えることもできます。多くの製品の対象年齢は3歳頃までとなっています。
2. 卒乳(ミルク・母乳をやめる)を考えるタイミング
- 離乳食が順調に進んでいるか: 離乳食をしっかり食べ、体重も順調に増えていることが重要です。
- コップやストローで飲めるか: 卒乳後はコップやストローで水分や栄養を摂る練習を始めましょう。
- お子さんやママの気持ち: お子さんがミルクを欲しがらなくなったり、おうちの方が仕事復帰をしたりするなど、ご家庭の状況や気持ちも考慮して決めましょう。
3. 無理にやめる必要はない
- お子さんのペースに合わせて: 他の子と比べる必要はありません。お子さんの成長に合わせてゆっくりと進めていきましょう。
- 歯への影響: 長く飲み続けると虫歯や歯並びに影響が出る可能性もあるため、寝る前のミルクは早めにやめることが推奨されています。